STEAM教育とは「自ら課題を解決することや論理的思考ができ、国際的な社会やAI時代に適応できる人材を育てる」ために世界規模で考えられている教育の一つです。
スティームとは、
Science
科学
Technology
技術
Enginering
工学
Art/Liberal Arts
芸術/基礎的な知識
Mathematics
数学
という5つのワードの頭文字を並べたもので、一見難しそうですが、幼児にとっても、いいえ幼児だからこそ十分楽しく興味をそそられる内容を取り入れることができます。
例えば、LCAの時間割には、英語、音楽、体育などの他に算数、理科、社会、プログラミングという科目がありますが、算数だからといって計算問題をひたすら解くということはありません。拾ってきた種やどんぐりを数えたり、水筒に入れた水をコップに移して比べたり、実際に手や体を使って体験を通して学ぶ“Hands-On Activities”を大切にします。
また、毎年春にLife Cycleの勉強をしますが、アゲハの幼虫をとってきて飼育し、蝶になって飛び立つ姿を見送り、絵本や図鑑でムシのことを調べ、折紙や粘土でムシをつくり、ムシが登場する歌を歌い、ゲームをして遊びます。ムシの詩や文を書いたり発表したりすることもあります。“ムシ”というテーマで教科横断的に、楽しみながら創造的に学べる仕組みになっています。
さらに、LCAでは教科として週1時間プログラミングを扱っています。Unpluggedといって、タブレットなどの端末を使わずにプログラミングの考え方を学ぶことから始め、VEXというアメリカで開発された世界規模のロボティクス教材を使って、コミュニケーション力やチームワークを高めながら学んでいきます。小学校では世界も含め、いろいろな大会に参加することも目標にしています。因みにVEXの大会ではコミュニケーションやノートに英語が使われているので、LCAのアドバンテージは非常に高いと思われます。
こういったLCA独自のカリキュラムがSTEAM各分野の発達を促していると言えます。